貝殻こけし舎

湘南の海で貝殻とゴミを拾う記録。プラごみの出ないおやつハンターです。

真鶴の旅④ 真鶴のまちなみ「美の基準」のお話

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kaotan が真鶴に訪れたのは二度目で、2015年のBonamiのオープンギャラリー以来です。初めて真鶴駅に降り立ち、マンブルさん(夫)と歩いた真鶴のまちなみは独特の印象でした。

 

kaotanはいわゆるレトロで懐かしい雰囲気のあるまちに惹かれたりしますが、そのような場所は、同時に機能していない故のノスタルジックな喪失感も含まれていることが多く、完全に過去のものとなっている場合がありますよね。

 

しかし、真鶴は懐かしさを感じる古いまちなみでありながら、今もバリバリ現役で生きているなと感じました。「生きているね!」「このまちは死んでないね!」そんなことをマンブルさんと言いあいながら歩いた話をBonamiの葉苗さんにしたところ、葉苗さんは高度成長期の乱開発を食い止めた「美の基準」の話をしてくれました。

 

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2015年12月バス停

 

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2015年12月撮影

 

80年代の終わり頃、自然豊かな港町の真鶴にもバブルの波が押し寄せ、43棟のリゾートマンション建築計画が持ち上がったのだそうです。しかし、結果的には開発計画のほぼ全てを白紙に戻すことができたのだそう。いったいどんなミラクルが巻き起こったのでしょう??

 

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2015年12月

 

43棟のリゾートマンション建築計画の全ては国の建築基準法・都市計画法に違法はなく、国の憲法では真鶴町は守れないというところから真鶴独自の厳しい条例を作ったのだそうです。1990年から2004年まで真鶴町長として真鶴の独自条例を打ち出し、高度成長期の乱開発を食い止めたのが、葉苗さんの父親である三木邦之さんでした。

 

真鶴には川が無く、自己水源に乏しいという部分を取り上げ、基準以上の大きさの建築物には水を供給しないという「水の条例」と、建蔽率・容積率に加え、風致地区、細かな基準を設けて景観を守る「美の条例」という二段階の条例構想をたちあげたのだそう。そしてその後つくられた「美の基準」は、写真と文と絵を使い真鶴独自の文化や生活の上での「真鶴の美」の定義を主張しました。

 

…と、私が聞き齧って3年寝かせた情報が実に怪しいので、検索してみると「美の基準」にまつわる様々な記事がwebに上がっていました。三木親子のインタビュー記事も発見!他にもしっかり取材された記事などを読んでいただいた方が、間違い無いと思われるので、ここから以下はリンク集と化します。(まだkaotanも読んでいないものも含まれる…)

 

 真鶴の「美の基準」にまつわる記事のリンク集

www.hinagata-mag.com

 

colocal.jp

 

manazuru-life.net

 

paddler-shonan.com

 

nextwisdom.org

 

bunshun.jp

 

前回購入し損ねた「美の基準」の冊子を、今回どこかで手に入れることが出来ればと思っていたのですが、残念ながら手に入らず。2015年のBonamiでパラパラとみさせて頂いて以来、手元に置いてじっくり読んでみたいと思っています。以前は真鶴町のサイト内にPDFファイルで上がっていたようにも思うのですが、今は見当たらないような…イラストや写真をふんだんに使った「美の基準」の内容がとても興味深いというか、ほっこりと面白かったのです。いつか手に入れて読んでみたいなあ。

 

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2015年12月のBonamiの窓辺

 

おまけ情報

今回真鶴町観光協会のレンタサイクルを利用したのですが、返却の際にアンケートに記入をしたところ、お土産を頂きました。真鶴のみかんと、みかんの炭と、マグネットです。また、みかんも売っていたので2ネット購入しましたが、とても美味しかったです。特に小粒のみかんが味が濃くてグッドでした。しかし、みかんの炭とはなかなか贅沢ですねー。冷蔵庫で使ってみようかと思います。

 

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レンタサイクルアンケートのお土産

 

真鶴の旅