貝殻こけし舎

湘南在住。海が好き。愛と調和で美しい海に

初めてのスタンドアップコメディにカルチャーショックの話

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昔NYで撮った写真

スタンドアップコメディとは?

はてなブログを始めて、様々な方のブログを読むようになりました。クラーク志織さんの「日々!」というブログ (現在無くなっていました2020年2月) を拝見し、スタンドアップコメディーに興味を持ったのですよ。


アメリカでは(イギリスでも?)ポピュラーな娯楽

一般的に“スタンドアップコメディ”といえば、海外のお笑いで政治など風刺的なネタで人を笑わせる…そんな印象かと思います。kaotanは昔マンブルからスティーブ・マーチン、エディー・マーフィ、ロビンウィリアムズは “スタンドアップコメディー” の出身だったと聞いていたので、スティーブ・マーチンの笑いは独特そうで面白いだろうなーなんて思っていました。


それからマンブルがYouTubeでみていたアメリカのトークショーの司会の女性 エレン・デジェネレスも、元はスタンドアップコメディーをしていた人だとマンブルから聞いていました。恥ずかしながらEnglishマジで苦手なkaotanなので、エレンの番組を見ても会話の内容がいまいち理解出来ません…


しかし番組にミシェル・オバマなどめっちゃセレブな人が登場した時なども、とても和やかな雰囲気でミシェルを笑わせながらも対等にお話をしているエレンの様子など、とにかく人望やユーモアセンスに溢れ、話上手な人なんだろうなーと想像していました。


ところで、我が家はテレビが無いので、今年の年越しはNetflixで映画でもみる?というマンブルの提案にのっかり、30日間の無料体験加入しました。クリスマスや年越しにはNetflixで映画をみて過ごしましたが、年が明けてつい最近、ふとNetflixにスタンドアップコメディーが上がってるかも?と探してみると、なんと、結構あったんですヨー!!


日本のNetflixですから、当然日本語訳が付いています。やったー!! …とはいえ、字幕を見ていないと意味が分からないので、作業をしながらの“ながら”で楽しむことが出来ません。1日の終わりに毎晩布団の中で少しづつ見ているところです。


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昔NYで撮った写真

Ali Wong

最初に見たのはAli Wong 。小柄なアジア系女性のアリは妊娠中で、大きなお腹を強調するかのようなボディコンシャスな服を着、時には激しい動きも交えつつ話をするのですが、彼女の自虐的なジョークや差別発言や世の中に対するダメな感じの発言が出るたびに、会場がドッカンドッカン笑いの渦に包まれます。


今の日本にはない種類のお笑い過ぎて衝撃を受けます。あまりにも真顔で自虐的なことを発言するので、最初はどのような意味で発言しているのかが汲み取れませんでした。初体験すぎて。でも慣れてくると、自虐的な笑いには人種差別、男性優位社会の歪んだ部分を冷静にみつめてジョークに変えていることに気がつきます。


(因みに Ali Wongは出産前の「オメデタ人生?!」を最初にみて、その後様々なスタンドアップコメディを観た後で二作目の「人妻って大変!」を観ました。なんと二作目もまたもや妊婦姿!二人目妊娠中の録画作品です。出産の話や出産後の身体や子育てについて、いかに大変かを面白おかしく話してくれます。今度は最初からゲラゲラ笑ってみました。アリ、好きです。)


Ellen DeGeneres

次にみたのは前出のエレン…Ellen DeGeneres をみました。コメディアンの他にも女優、司会、プロデューサー業や脚本家などをこなしてきた多才な彼女ですが、15年もの間スタンドアップコメディをやめていたそうで、昨年スタンドアップコメディを復活させてからのものです。


思った通りの聡明かつあたたかい印象。彼女はレズビアンであることをカミングアウトしており、カミングアウトによって仕事や仲間を失ったり…と、とても辛い時期があったようです。エレンのスタンドアップコメディ「みんなわかり合える」は、ヒリヒリするような自虐的なジョークは少なく、安心して(?)楽しめます。エレン、大好きになりました!


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昔NYで撮った写真。マンハッタンの夜景!


Hannah Gadsby

次にみたのは Hannah Gadsby 。「日々!」blogのクラーク志織さんが “見終わってからも、何度も何度も思い出した” という「Nanette」です。kaotanにとってもこれは心がものすごく揺さぶられるお話でした。もうコメディというよりユーモアも交えつつ人々に訴えかける講演みたいな感じ。


差別や偏見で社会的に弱い立場におかれ理不尽な扱いを受けた当事者が「これっておかしいよね?」「変だよね?」という重いテーマを面白おかしく扱っているコメディアンは少なくないですが、この作品はHannahさんが自分を押し殺す事をやめ、自虐ネタへの違和感を感じている事を正直に表現し、観ている人の心に訴えかけながら、同時にご自身の自尊心を取り戻すセラピーになっている…そんな作品でした。


しかし、しかーーし!
スタンダップコメディは、必ずしも人々を啓蒙する内容ばかりというわけではないですよね。


特に昔は、ひたすら下品な話題や、ただの批判や、まんまひねりもない差別ネタや、なんでもかんでもウケる要素さえあればいい!みたいな感じもあったり。


時代性もありますね。色々な作品をみていますが、途中で「無理!」って思うものもあります。


(おまけ)ウーマンラッシュアワー 村本大輔

日本のお笑い芸人 “ウーマンラッシュアワー” の村本大輔さんがスタンドアップコメディアンを目指して、アメリカに何度か行っているのはAbemaTVで知っていたのですが、彼のセンスはスタンドアップコメディ的な感じがありますね。ただし、Englishの壁は大きそうなので、せっかくの持ち味が出せるのかどうか…どうなんでしょう。


kaotanはHannah Gadsby さんのスタンドアップを観た後、型にはまる必要は無いと感じました。村本大輔さんはいっそマイク1本で日本人に向けて日本語でステージにあがるのがいいんじゃないかと思ったり。アメリカ行くのもいいけれど、どちらでもやればいいのでは?と思います。


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昔NYで撮った写真

因みにNetflixは、マンブルがアメリカ暮らしをしていた頃に利用していていました。当時のNetflixは大抵の映画はある印象でしたが、現在のNetflixはドラマ配信やオリジナル動画の制作や配信に力を入れている様ですね。

www.netflix.com


2月のグループ展の作品制作で、この後kaotanとマンブルは忙しくなります。というわけでいったんNetflixは解約する予定。因みにスタンドアップコメディは、YouTubeにも上がっているので探して見ると色々でてきますよー。

未だ見ぬ上空の世界をみてみたい